チュートリアル

ソフトウェア科学会第35回大会チュートリアル
「IoTセンシングの初歩からWebGLを活用したHarmoware-VISによる時空間ビッグデータ可視化まで」

講師
河口信夫(名古屋大学)
日時
2018年8月28日(火) 13:00-16:00
概要
IoT(Internet of Things)が普及する中、多様なデバイスを用いて実世界をセンシングし、インターネットを通じて、ビッグデータが容易に収集できるようになりつつあります。しかし、単にデータを集めただけでは、何にもなりません。データを何らかの形で分析し、新しい価値の創出が求められています。

特に最近では屋内外の測位技術の発達により、位置情報・時刻が付与された時空間ビッグデータが容易に収集可能になりました。しかし、大規模な時空間データの分析手法はまだ十分に活用されているとは言えません。従来型の地理情報システム(GIS)では、静的な情報は扱えますが、動的に変化する情報を手軽に扱うことができていないためです。

本チュートリアルでは、まず、実世界データを取得するための、IoTセンシングの基礎や、基本的なデータ収集のノウハウを紹介します。また、大規模なデータを手軽に処理するために、ブラウザ上で3次元可視化を可能にするWebGLと、モダンなJavaScript 開発の現状(React , Redux, flowなど)に加え、地理空間情報の可視化のためのMapbox.GLを紹介します。

さらに、米国UBER社による3次元可視化ツール deck.gl を使って、名古屋大学で開発された、時空間情報の可視化ライブラリである Harmoware-VIS を紹介します。その上で、集めた時空間情報をHarmoware-VIS上で3次元可視化できるまでを説明します。

最近のブラウザ上では JavaScript を使って何万という移動物体を管理・解析可能であり、可視化ツールを用いて、データ解析の勘所をつかむことが可能になります。

ぜひ、あなたもIoTセンシングと3次元可視化の世界を体験してみましょう。

参考URL
名古屋市営バスの WebGLによる可視化:

Harmoware-VIS リポジトリ: https://github.com/Harmoware/Harmoware-VIS

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